PKは運なの?
今回は、PKについてお話していきたいと思います。よく 「PKは運だ!」 という方がいらっしゃいますが、キーパーとしては、 「1本でも多く止めたい!!」 という気持ちでPKに挑みますので、 「運だけで片付けて欲しくない!」 という気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少なくとも、僕は 「PKだから、決められて当たり前。」 とは思いたくなかったので、一本でも多く止めるにはどうしたらいいのか?をよく考えていました。それでは、まず、PKの基本についてお話していきたいと思います。
ポイント的なことをまとめると、下記のようになるのではないかと思います。
1.キッカーの癖を研究しておくこと
2.助走が短いほど、タイミングを合わせやすい
3.キッカーが蹴る瞬間まで動かない
4.基本的に、右利きの選手の場合だと、真っ直ぐの助走のときは、キーパーから見
て右側。斜めからの助走のときは、キーパーから見て左側にボールが蹴られる事
が多い。
5.相手の目線を気にする (蹴る場所を確認していることがあるから)
6.軸足のつま先の方向にボールが飛ぶ事が多い
参考書的なものに書かれているのは、上記のようなことだと思います。この中でも、僕が気にしていた事は、 『軸足のつま先の方向』 です。僕の経験上、一瞬の事ではありますが、大体は軸足のつま先の方向にボールが飛んできたことが多かったように思います。
ちなみに、上記のポイントにはありませんでしたが、僕が一番大切にしていたことは、 『キッカーのベストタイミングで蹴らせない』 ということです。これは、あまり良くないことなのかもしれませんが、僕がよくやっていたのは、
1.相手がボールをセットしているときに、両手を横に広げながらゴールラインへ下が
っていって、ゴールを小さく見せるようにする。 (ゴールを見ない様にする選手も
いるので、相手によります・・・)
2.相手が蹴る体勢になってから、ほんの少し遅れてゴールラインに立つようにする。
こうすることによって、相手のベストなタイミングで蹴らせるのではなく、こちらのペースにして、プレッシャーをかけること を意識しました。これらの事を、参考にしていただけるかわかりませんが、 「決めれるものなら、決めてみろ!」 くらいの強い気持ちで、自信をもってPKに挑んでいただければと思います。
※ これは、僕の経験や、現役時代に様々な方に教えていただいた内容をまとめているものです。また、あくまでも僕が経験してきたことであって、成果等を保証しているものではありません。あらかじめご了承下さい。
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